シュートの蹴り方は分かったけど、試合中どこにいたらいいのか分からない・・・ボールをずっと追いかけてていいのかな?
こんな不安を解消します。
【こんな人にオススメです】
・フットサルやサッカーをやったことがない
・ やってみたけど、動き方がわからなかった
・初心者だけどチームの役に立ちたい!
フットサルのサークルや個人参加型のフットサルに参加すると迷うのがポジショニングです。周りは経験者ばかりの場合、自分は試合中どこにいたらいいのか分からなくなると思います。そのうち、コートの中で自分の居場所がない、萎縮してしまうような経験をしたことはありませんか?
私は、パッショーネというフットサルチームの代表を勤めています。
私たちのチームは9割が初心者で構成されています。私たちのチームにおいては、コートの中で居場所がなくなるような心配はありません。しかし、周りのレベルが上がると、効果的なポジショニングをしないとボールが回ってこない…なんてことは多々あります。
ポジショニングはフットサルにおいてはコートが元々狭いためサッカーより軽視されがちで、経験者の人でも試合中で意識している人は少ないかもしれません。経験者はむしろ、経験に基づいて無意識に効果的なポジションを取り続けることができると言った方が正しいでしょう。初心者がそれをすることは難しいです。しかし、意識して効果的なポジションを取ることは可能です。
初心者が効果的なポジションを取るための4つの約束
通常、フットサルはこういう風にポジションの名前があってそれぞれの動き方があります。 しかし、これを一つ一つ専門用語で説明していくと、聞きなれない言葉ばかりで分からなくなります。今回はそんな説明はしません。ポジションごとの役割も伝えません…
ただ意識してほしいことだけを伝えます!!! それは4つだけです!!!
1.自陣のゴールの前でボールを持たない!!!
初心者はゴール前でボールを持たない方がいいです。
なぜなら、ゴール前でのミスは失点に直結するからです! この位置は両サイドの味方にパスできるような位置に一見見えますが、試合では相手がいます。相手が近づくにつれてパスコース(パスをするコース、スペース)は限定されてしまうのです。もしここでボールを持ってしまったら敵が近づく前にボールを味方に渡しましょう。
この位置に限らず低い位置でボールを持っているときは、なるべく早くボールを回しましょう。
2.ポジションに困ったら真ん中横に立て!!!
これは攻撃の時に味方がボールを持っている場合です。味方からパスをもらおうとして、ボールに近づくことがあると思いますが、逆効果です。なぜなら自分にもマーク(敵)がついてくるからです。敵が自分についてこない場合のみボールをもらいに行けます。
ボールをもらいに行かずにボールをもらうには上の図のアラ(真ん中横)の位置にいてください。左右のどちらでも構いません。
この位置にいるだけで、敵のプレッシング(守備の圧力)が弱まります。真ん中横でも、なるべくサイドライン(横の線)上、コートの線ギリギリに立ちましょう。これだけで効果絶大です。自分がボールを触らなくても味方を助けることができます。
3.守備の場所に困ったら敵1人だけに付いていくべし!!!
あまり考えずにフットサルをしていると、無意識にボールを持っている人を追いかけていることが多いと思います。ボールを持っている人に2人マークにいったら、1人は必ず空きますよね? そういう状況を作らないための守備をしなければいけません。かといってスペースを守ったり、専門的な動きをするのも最初は難しいです。
物事をシンプルにしましょう。相手の中でこの人に付くと決めちゃいましょう! いわゆるマンマーク(敵1人にべったり張り付いて守備をすること)というやつです。そしてマンマークを開始する位置を決めましょう。それは真ん中の線を越えてからです。
マンマークをする上で必要なのは、抜かれないことと、相手が常に自分の見える位置にいることです。相手の前に立ってしまったら相手が見えないので、いつか見失います。相手と対面する形で守りましょう。実は、1人にマンマークされるって結構きついんですよ。普通は守備って入れ替わりながらするものなので、ボールを持っていないときにもマークされるのは嫌なはずです。
4.ドリブルしている相手は外に追い出せ!!!
守備の時は、相手を外に追いやるようにしましょう。
ゴールは真ん中にあるので、シュートは斜め45度より内側からシュートされることがほとんどです。そのため、斜め45度より外側に相手を持っていくように守備をします。そこからシュートを打たれても角度が悪いので、シュートは入りにくいです。
赤…攻撃(ドリブル中) 黄…守備
上の矢印は、相手を外に追いやった守備です。
下の矢印は、相手を中に追い込んだ守備です。
外に追いやった方が相手をゴールから遠ざけることができます。
相手を中に追い込む守備はゾーンディフェンス(守る位置をあらかじめ決める守備で、人をマークしない)などの場所を守る守備では役立ちますが、周りと連動した動きが不可欠です。守備の決め事がない場合は、相手を外に追いやる守備をしましょう。
ドリブルで抜かれそうになっても、相手について行って、外に追い出すようにプレッシャーをかけましょう!
守備の基本は、1.抜かれない 2.相手を外に追い出す です!
以上の4点を考えながらフットサルをするだけで、通常よりも1つ高いレベルでプレーすることができます。
おさらいしますね!
1.自陣のゴールの前でボールを持たない!!!(攻撃時)
2.ポジションに困ったら真ん中横に立て!!!(攻撃時)
3.守備する場所に困ったら敵1人だけに付いていくべし!!!(守備時)
4.ドリブルしている相手は外に追い出せ!!!(守備時)
以上の4点を意識しながらプレーしてみてください!
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