パッショーネを始めることになったきっかけは、最近入ってくれたメンバーには話してないので、この機会にお話しします。
僕は2010年のＷ杯からサッカーにハマって、高校生の時にはＪリーグの試合を見に行くようになりました。好きなチームは昔からヴィッセル神戸です。万年Ｂクラスのチームですがスポンサーである楽天マネーの影響もあり、近年ではポドルスキ、イニエスタ、ビジャ、フェルマーレンなどのワールドクラスで戦ってきた選手たちが移籍して来るようになりました。それでもＪリーグで中位～下位を彷徨うのがヴィッセルクオリティです。なかなか勝てないチームの応援に年間３～５試合程度見に行っていた僕ですが、大学入学を機に兵庫から大阪で一人暮らしを始めたため、ヴィッセル神戸の試合を観戦しに行く機会は徐々に減りました。そんな中2年前の2019年8月11日にＪリーグのサガン鳥栖ＶＳセレッソ大阪の試合のチケットが2０～２２歳は無料と広告が出ていたのでクリック。後輩を誘って長居スタジアムまで2人で見に行きました。応援しているチーム以外の試合を生で見るというのはとても新鮮でした。肩に力が入らないんですよ(笑)冷静に見れるというか、どちらが勝ってもまぁいいかみたいな。
そんな試合だったのですが、サガン鳥栖が当時は降格争いをしていたので、サガン鳥栖のフェルナンド・トーレス見たさと、判官びいきでまぁ順位の低いチームが勝てばいいな～ぐらいに思っていました。
試合はセレッソ大阪が前半18分に先制。試合は膠着して、後半途中に鳥栖は切り札の豊田を投入。88分にはコーナーから鳥栖の林がヘディングで合わせ、同点になりました。もう同点で終わるかなーと思っていたロスタイム残り1分でＧＫのロングボールからボールを繋ぎ最後は豊田がズドン。劇的な逆転勝利でした。
JリーグのYoutube公式アカウントにその時の動画がありました！！！
面白かったのが、セレッソのサポーターが多いエリアの一番前の方で見てたのですが、豊田がゴールした勢いで僕らの席の目の前まで来て、喜びを爆発していたので、「豊田、こっち来たらあかんやろ(笑)」と笑いながらも、めちゃくちゃカッコよかったのを覚えています。この人はそんなに足元のうまい選手ではないし、ゴール前で泥臭くボールをキープしたり、ヘディングで決めたりする選手ですが、ベテランでチームの精神的な支柱で、この人がいれば何かが起きると思わせてくれるような選手なんです。
その試合を見た後に二人が思ったのが、「サッカーがしたい！」でした。いつもならそう思って終わりですが、その時に「俺は本気でやるで」ってかっこつけて言ったら後輩も「俺も本気でついていきます」って言ってくれたので、後に引き返せなくなってその場で、来てくれそうな友達や後輩を誘ってグループを作りました。サッカーとなると人数がすごく必要なので、やるならフットサルやなと話しました。そうして、グループLINEを作ったのがきっかけです。あの試合を見ていなければ、行動に移していなかったし、今のグループはなかったような気がします。きっかけって大事ですね。
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